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1451話

そして、島国人の死体の腹部にあった傷も非常に怪しく、古戦場の中にはまだ他の危険が潜んでいるのではないかと疑っている。

今引き返すのは賢明な判断とは言えないだろう。

「ここで少し休憩して、何か食べて体力を回復させよう」

火猿はそう言いながら、自らすでに腰を下ろしていた。

今や我々は七人だけになり、皆で輪になって警戒しながら休息を取った。

このアーチ状の洞窟は、今のところ安全そうだが、油断は禁物だ。

私たちの前方すぐそこで、温泉が地底から湧き出し、小川となって遠くへと流れている。地熱に近いせいか、この湧き水はかなり温かく、五十度ほどの水温で、少しぴりっとするが、触れれば心地よさそうだ。

しかし私た...