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1409話

「あの尾人どもは本当に傲慢だな。人混みの中を突進しながら、殺しては高笑いしている」

「麓の城の者どもは、こんなにも弱いとはな。殺していて実に気持ちがいいぞ!」

先頭に立つ尾人は茶色の四角い布を頭に巻き、体格は逞しく、笑顔は残忍そのものだった。

こいつがあれほど横柄な態度を取っているというのに、我々の側には奴を抑えられる者が誰もいない。その結果、士気はたちまち落ち込み、兵士たちは次々と後退し、必死に踏みとどまっていた。

そんな時、私が城門に登ると、タタコはすぐに私のために大声で叫び始めた。

彼は王旗を掲げ、渾身の力で叫んだ。「兵士たちよ、恐れるな!勝利の時が来たぞ、我らの王が戻ってきた...