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1372話

危険を感じ取った私は、すぐさまアブを操って遠くへ跳躍させた。

跳び出した直後、背後から凄まじい爆発音が轟き渡った!

キャサリンの機体が自爆したのだ!

この高級戦闘機体には自己破壊プログラムまで搭載されていたとは。キャサリンという人型爆弾が爆発すると、暗い地下に小さな太陽が昇ったかのようだった。

猛烈な熱波が背後から津波のように押し寄せてくる。

まるで溶岩が追いかけてくるようで、周囲の石柱も多くが崩れ落ちた。頭上からは絶え間なく轟音が響き、石の樹が倒れる音や、天井から大小の岩が降り注ぐ音が混じり合う。

この瞬間、地下では石の雨が降り出したようだった。

しかし、もっと恐ろしいのは爆発の衝撃波と炎だ...