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1362話

髭の男は冷たい声で私たちに告げると、もう相手にする気はないようで、警戒しながら後退し始めた。彼らがどこへ向かうつもりなのかは分からない。

「我々はさらに先へ進まなければならない。この地底火山の噴火口を見つけるんだ。探知機によれば、この方向のはずだ！」

王錦はその科学者たちと相談した後、小さな原住民たちが去った方向とかなり近い方向を選んだ。ただ、若干のずれはあったが。

私たちはその方向へ進み続けたが、しばらくすると、皆が不思議に思い始めた。

なぜなら、進むにつれて周囲の気温が微かに下がり始め、あの恐ろしい高温の蒸気も消え始めたからだ。

もしかして、方向を間違えて、火山噴火の中心から遠ざ...