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1357話

私たちが進むにつれ、周囲の環境は一段と厳しさを増していった。

目的地に近づくほど、気温は急激に上昇していた。

以前の蒸し暑い環境では地面一面に苔や毒虫が生息していたが、今ではそれらの姿は完全に消え失せていた。ここの温度はもはや大半の動植物が生存できるものではなかった。

地面は何もない禿げ地と化し、亀裂の入った岩の間からは硫黄を含んだ濃い煙や、他にも異臭を放つ煙が立ち昇っていた。

これらの毒ガスから身を守るため、私たちは全員ガスマスクを装着し、さらにこの高温から体や皮膚を保護する必要があった。

私たち全員が特殊な防護服を身に着けていた。

老教授たちは私たちが火山地帯に到達することを予め知っていた...