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1315話

しかし、その窒息感は全身を膨張させ、巨大な苦痛が私をしっかりと掴んでいた。

その巨大な苦痛の中で、私の頭は非常に早く回転していた。すぐにその原因を理解できた。

緊急事態の中で選んだこの雪斜面は地形が良くなかった。吹雪の中であまりにも多くの風雪が私の上に積もり、掘った雪洞が埋まってしまったのだ!

これにより外からの空気が中に入ってこなくなり、私が残した通気孔のような氷の穴がなくなってしまった。

幸いなことに、雪洞は埋まっただけで崩壊はしていなかった。これは私を覆っている雪がまだかなり厚いということだ。まだチャンスはある!

全身の力を振り絞り、必死に右手の方向へ狂ったように雪を掘り始めた。

この方...