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1314話

「早く身を隠す場所を見つけなければ」

李欣たちから遠く離れた、それでいて安全で暖かい場所。

だが、そんな都合のいい場所は簡単には見つからないだろう。今歩いている道は、以前私たちが通った場所だ。もし休憩に適した場所があったなら、王錦たちが見逃すはずがない。

私の野外生存経験はそれなりに豊富だが、王錦たちのような専門的な訓練を受けた者たちと比べれば、まだまだ及ばない。

そうして約30分以上歩き続けたが、適した場所は見つからず、空はますます暗く沈んでいった。

骨まで刺すような冷たい風が、次第に強くなっていく。顔はマスクの中に深く隠しているのに、それでも風に切られるように痛かった。まるで絶え間なく刃物...