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1285話

二人の少女に対して、私の心の底には同情だけでなく、同じ境遇にある者同士の共感があった。

私と王錦たちは足早に進み、間もなく海岸を離れ、雪山の中へと足を踏み入れた。

雪山で生き延びるために最も重要なことは二つある。一つは食料を確保すること、もう一つは体温を保つことだ。

ここの気温は酷く低く、昼間でもマイナス30度から40度ほど、夜になれば恐らくマイナス50度から60度近くまで下がるだろう。

こんな気温の中、厚手の防寒服を着ていても、私たちは耐え難い寒さを感じていた。冷たい風が一吹きするたびに、顔を刃物で切り裂かれるような痛みを覚える。

我々の目標は、目の前に広がる連なる雪山を越えて、そ...