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1256話

「もちろん、私たちはとても慎重に行動しました。その夜はしっかり休息して、体力を回復させたんです」

翌日起きた後も、すぐに降りることはせず、女王が派遣した部下の付き添いのもと、死の淵の前で注意深く観察しました。

この死の淵があるのは、地下宮殿の最深部です。

私たちは複雑に入り組んだ廊下を何重も通り抜けた後、一つの石の扉の前にたどり着きました。その扉を押し開けると、目の前に断崖が現れたのです。

崖の縁に立って下を覗くと、真っ暗で底が見えず、まるで鬼の泣き声や狼の遠吠えのような風の唸りが響いていました。

試しに石を一つ投げ入れてみましたが、まったく反響音が聞こえませんでした。

この死の淵...