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1251話

「この小人族たち、随分と度胸があるものね。この地下宮殿は王宮というより、まるで墓所のようなものじゃないか。それなのに彼らはここに住んでいるなんて」

護衛に導かれながら、私たちは通路をどんどん奥へと進んでいった。通路の両側には数多くの石の扉があり、どれもしっかりと閉ざされていた。それらが何のために使われているのかは分からない。

だが私の注意はすぐにそれらの扉から離れることになった。少し進んだだけで、両側の石壁に無数の壁画が現れ始めたからだ。

それらの壁画の描写スタイルは非常に奇妙だったが、どこか見覚えがあると感じた。これらの絵のスタイルは、かつて神秘の島で見た多くの遺跡内のものとよく似てい...