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1228話

気温が寒いだけではなく、他にも何か危険が潜んでいるかもしれない。

特殊工作員である彼らでさえ、明日まで持ちこたえるのは難しいのではないかと思う。

このまま水に浸かり続けていたら、今夜誰かが命を落とす可能性が非常に高い。

「何か変だと感じるんだ」

王錦は眉をひそめながら、私たちと相談を始めた。

一日中水の中を進んできたのに、まだ足場となる場所を見つけられないなんて、常識的に考えておかしい。

北極海の地域は島こそ少ないが、一昼夜の猛吹雪なら、大きな流氷がいくつも形成されるはずだ。それすら出会わないというのは、論理的におかしい。

本当に私たちの運が極限まで悪く、天も私たちに死を望んでいるというのか...