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1210話

仕方なく、最終的に暖房を停止することになった。寒気はすぐに船内に侵入し、骨の髄まで凍えるような冷たさだった。

極寒に対抗するため、私たちは一つの主船室に集まり、綿入れの服を着て、綿の布団を被った。

全員が一つの船室に集まれば少しは暖かくなるし、まったく暖房を提供しないわけにもいかないので、一つのストーブだけは焚いた。皆が一箇所に集まれば、一つのストーブを共有できる。

もちろん、何か起きた場合も、皆が一緒にいれば直ちに気づくことができる。

私たちはすぐにこの決断に心から感謝することになった。

それほど時間が経たないうちに、私たちの間で多くの奇妙な出来事が起こり始めたからだ。

先ほどデッキにいた時...