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1205話

もちろん、その前に考えておかなければならないのは、孫教授にどう対応するかということだ。

どれくらい時間が経ったのかも分からないうちに、私たちはようやくポーランドの辺境の小さな町に到着した。しかし、この町の風情をじっくり味わう間もなく、王錦に引っ張られて列車に乗り込むことになった。

海辺の港町、グダニスクへと向かう列車だ。

彼らは私のために新しいパスポートを用意していた。名前は張武。髭や髪型まで変えられていた。

わざわざ注視して見ない限り、この髭面の私がドイツで大暴れした「テロリスト」だとは、誰も思わないだろう。

そしてポーランド最大の港町に到着した後も、私たちはすぐに出発することはなく...