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1192話

「もう一つの可能性は、下に何か通路があって、空気が出ている場所だ」

私は迷わず、気泡が立ち上っている場所に向かって必死に掘り始めた。

骨の剣を抜き、水中で狂ったように土を掻き分ける。

もちろん、その過程で一度水面に浮上して息を吸い、激しい攻撃を浴びることになったが。

すぐに土をかなり掘り進めると、下に通路がある可能性がさらに高まった。この土の中に特別な化学物質が見当たらないからだ。その発見に、思わず気持ちが引き締まる。

苦労して掘り続けていると、突然手が空を切り、大量の気泡を含んだ水流が一気に噴き上がってきた。

河底に穴が開き、別の空間へと通じていたのだ!

なんと、この河底の土の...