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1106話

七千人もいるというのは、かなりの規模だ。

人が一万を超えると、人山人海というではないか。

城壁の上から見渡すと、その七千の兵が立ち並ぶ様は、まさに密集していて、一人一人が冷ややかな表情で、鎧を身にまとい剣を構え、殺気立っている姿は、相当な迫力がある。

さらに、彼らは攻城車まで持ち込み、士気は虹のように高い。

もちろん、我々守備側の兵力も少なくない。今、私の配下には七千の兵士がいて、今回はそのうち四千余りが集まっている。

敵の兵力はほぼ我々の二倍近いが、我々は城を守る側だし、地の利もある。

この戦い、必ずしも負けるとは限らない!

敵が勢いよく迫る様子を見て、あの禿げ頭の役人は慌てて私に尋ねてきた...