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1093話

私たちは小川のほとりで一日休息を取り、それから再び、この長い旅を続けることにした。

しかし、麓の都の方角へ三、四時間ほど進んだところで、悲惨な姿をした大勢の難民たちと遭遇した。

見たところ麓の都から逃げ出してきた人々のようだった。麓の都の人々は、土着民とはいえ、実際には封建文明の時代の人々で、少なくとも服装はきちんとしているはずなのに、今目の前にいる難民たちは、まるで物乞いのような姿で、中には腕や足を失った者までいて、見ていて胸が痛んだ。

私たちは急いで数人の難民を止め、話を聞いてみると、すぐに驚くべき事実が分かった。

なんと、今、麓の都では内戦が勃発しており、都全体が完全に分裂し、三...