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1084話

「私は背筋を伸ばし、胸を張り、傲慢な態度を見せた。

もちろん、これはこの女王の前でつい見栄を張ってしまったからだ。かつて、呪いを受け、毒素を浄化する能力を持っていたにも関わらず、あの薬物にはまるところだった。あれは本当に人を害するものだ。一般人が少しでも手を出せば、命取りになる。

今、私がそう言うと、この女王陛下は大変驚き、そして怒ったようだった。彼女は冷たい目で私をしばらく睨みつけ、なお信じ難いという様子で尋ねてきた。

「どうして浄化を恐れない者がいるの?まさかあなた、神薬に触れたことがないの?」

「さあね」

私は微笑み、彼女の手からその精巧な玉の箱を受け取ると、直接開けて、人を害するそれ...