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1066話

「きっとまだ多くの知られざる出来事があったことだろう。だが、それらはもう私とは関係ない。すべては都木汗と彼の支持者たちの仕業だ。命脈の石を引き渡してからは、私はただ家で茜儿と一緒に玉城瑶の看病に専念していた。

七色石を盗んだ張本人として、私は用心深くならざるを得なかった。外出を控え、できるだけ人目を避けて暮らしていた。

実際、あのトカゲ人たちも、私のような取るに足らない猿人が源地に侵入して彼らの命脈を盗み出せるとは思っていなかったのだろう。

そうして数日後、私たちは王位に返り咲いた都木汗と対面した。もちろん、あの七色の命脈石も大シャーマンによって持ち帰られていた。

命脈石がトカゲの源地...