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1048話

「このような死士は、通常軍隊の中に存在するものだ。

都木汗がようやく戻ってきたばかりなのに、彼の王府にこのような存在がいるとは、一体誰に備えているというのだろうか。

この屋敷は確かに警備が厳重だが、それでも私は密かに潜入して都木汗と一度会うことに決めた。

あの死士は私をはるかに上回る実力の持ち主だが、所詮は知能が低い。発見されず、戦わなければ、問題はないはずだ。

私の身のこなしなら、潜入するだけならチャンスはある。

ただし、適切なタイミングが必要だ。

私は近くの茂みに身を隠し、静かに機会を待った。

七、八時間ほど待ち続け、辺りが暗くなり、巡回していた衛兵たちが交代して休息に入るのを見て、ようや...