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1015話

「残念ながら、私の銃には欠陥などない。長時間使用できないなんてこともない」

この蜥蜴兵たちは密集して立ち、一斉に私に向かって突進してきた。まさに的になっているようなものだ。あっという間に、この三、四人は死ぬか重傷で倒れるかしていた。

その光景に黄色い髭の将校の表情は一気に曇った。

彼も理解したようだ。私を捕らえるのは、そう簡単なことではないということを。

「一度にもっと多くの者を差し向けろ!奴の武器は遠距離では厄介だが、一度接近すれば、猿人如きが我らの蜥蜴兵に敵うはずがない!」

黄髭は陰鬱な声で言い放った。その口調には怒りの色が滲んでいた。

彼からすれば、私のような者など二、三発で...