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372話

「ふふふ……」

「俺の秘伝の極意を伝授してやろう!」その時、老趙はテーブルの下から果物ナイフを取り出しながら、歯を食いしばって言った。「チベットの高僧から密かに伝わる手書きの書物をやる。大周天の境地を突破する方法が書かれているぞ、どうだ?」

「よし、話は決まりだな!」李雲霄の瞳に光が宿った。彼は強く頷くと、自信満々に言った。「安心しろよ、俺たちはどんな仲だ?お前の嫁は俺の嫁だ。絶対に彼女を満足させて、もう止められないほどにしてやるよ!」

李雲霄の自信満々な様子を見て、さっきまで口げんかしていなければ、老趙は彼が義理堅い男だと信じるところだった……

待てよ!俺の嫁が李雲霄の嫁?

くそっ、...