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279話

「骨董店の大広間の中で、その青い衣をまとった男はただ静かに立っているだけなのに、まるで万人の視線を集める存在のように、すべての人の目を引き付けていた。

なんという王者の風格を持つ男だ！

すぐに李雲霄の目が輝き、思わず口から称賛の言葉が漏れた。目の前の青衣の男を見て、かつて自分と肩を並べて戦った仲間を思い出した。二人とも同じように強靭で、同じように悪事を働くのが好きだった。

夏侯淵は李雲霄が現れるのを見ると、目尻を上げ、一段と軽蔑した表情で言った。「小僧、お前らの店主を呼んでこい。さもなきゃ、まずお前をボコボコにしてから店主を探すことになるぞ。わかってるだろ？命はお前らのものだが、店の品物...