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948話

「それに、いろんな小道具も持ってきたの。後でみんなにサプライズを用意するつもりよ。

私、先に行くわね。この命取りになるような悪いものは、あなたに挟んでおいてもらうわ。娇娇、あなた人妻なのに、今は乙女みたいに恥じらって。もう何て言えばいいのか分からないわ。

二人だけの空間を作ってあげるから、ゆっくり親密になってね。少なくとも私がいなければ、もっと素直になれるでしょ?」張媚は目の前の逞しい男性の体から手を放し、ゆっくりと後ろに体を引きながら話した。話している間も、あの黒く恐ろしいものが自分の最も敏感な場所を一寸一寸と擦り抜けていく感覚があった。その強烈な刺激と素晴らしい快感とともに、張媚の言葉は途...