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888話

「王さん、マジで頼むよ。兄貴分の俺からのお願いだ。次に一緒にあの女を攻めるときは、ぜひとも彼女をイかせてくれ。あいつが許しを乞うくらい激しくな。彼女を完全に満足させてやってくれ。そうしないと俺、申し訳ない気持ちでいっぱいなんだ。毎回彼女の気持ちを高ぶらせておいて、満足させずに、俺だけが気持ち良くなって終わるなんて。こんなのは本意じゃないんだ」

王さんはタバコの煙を吐き出しながら、この厚かましい爺さんに対して何も言うことがなかった。迷いながらも、頷く以外に何が言えるだろうか。

「李さん、今言ったこと覚えておけよ。あとで嫉妬するなよ。お前の嫁さんが俺のテクで気持ち良くなったとき、お前が横で見て...