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710話

老王は自分の指が熱く蕩けるような素晴らしい場所に包まれる感覚だけを感じていた。その律動と締め付けは、まるで小さな口が絶え間なく吸い付いているかのようだった。

老王は満足げに潘文清の頬を軽く叩いた。今や彼女の赤く染まった顔は、極限の興奮で表情が歪んでいた。

そのとき老王はこっそりと潘文清の耳元で一言囁いた。

潘文清の瞳は虚ろに霞み、老王が言葉を終えると、敏感な彼女はまた甘く色っぽい声を漏らした。「ご、ご主人様がわたしの口の中におしっこを?」

潘文清の言葉は不明瞭で、息をするときさえ、まるで窒息しそうなほど惨めな様子で大きく喘ぎながら、涼しい寝室の中でも全身に細かい汗の粒が浮かんでいた。

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