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586話

「それでね、そういう理由だからエッチな話題もできないんだよ。それに、俺たち交代で当直してるだろ?お前の嫁が俺と遊ぶ時間があるかどうか、お前が一番分かってるはずだろ?

あっ、そういえば李さん、なんでそんな変な聞き方するんだ?」

李さんは王さんの言葉を聞いて頷き、考え込むような表情を浮かべた。王さんを妙な目で一瞥した後、二人は歩き続けながら李さんが話を続けた。

「何か二人の間で何かあるような気がしてね?

後でお前と彼女のチャットの履歴を見せてくれよ。遠慮するなって。正直に言うけどさ、本当にお前が俺の嫁を抱いたんなら、それはそれでいいんだ。考えてみれば大したことじゃない。

ただし、俺に隠し事はす...