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510話

老王は潤滑効果に満足げに微笑むと、マスクの位置を整えてから、テープを取り出した。テープを引き剥がす時の「ビリッ」という音に、すでに興奮で濡れそぼっていた潘文清の体が震えた。

「怖がらなくていい、これは雰囲気を盛り上げるためさ。ちょうど縛るみたいにね。ついでにその口も塞いでおこう」老王がそう言っている間に、葛藤している潘文清が何か拒否の言葉を発する暇も与えず、封印するかのように彼女の魅惑的な赤い唇にテープを貼り付けた。

この時、潘文清が反応したときには、「うーうー」という声しか出せず、言葉を発することができなかった。

老王がテープを潘文清の魅力的な顔の両側にしっかりと貼り付けると、この若い...