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488話

「でも、プライベートシアターでの出来事の後、すべてが悪夢のように変わってしまった。潘文清は自分が骨の髄まで淫らな女なのか、ただ冷淡で傲慢な仮面の下に隠れていただけなのか分からなくなった。今日の彼女は、強烈な羞恥心の中で、これまで感じたことのないほどの興奮を覚えていた。

この忌まわしい角度から自分の寝室がこんなにもはっきり見える。ベッドで熟睡している夫の大威を見ながら、腰を曲げ、お尻を突き出し、傍らの見知らぬ男に自分の肉体を弄ばれている。潘文清の魂も身体も激しく震えていた。

広々とした屋上からは、自分の寝室で眠る夫だけでなく、多くの住人たちの姿も見えた。隣人たちも含めて。こんな早い時間だという...