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487話

「この淫乱女め、旦那は寝てるのに電気つけっぱなしかよ?あのベッドに横たわってる男が、お前の旦那だろ?」王さんは顔をこちらに向けて寝ている男を見つけると、興奮を抑えきれない様子で潘文清に尋ねた。

潘文清のストッキング越しの美脚は、王さんの荒々しい手が這う度にきゅっと締まり、時折鼻から微かで艶やかな吐息が漏れていた。王さんの質問に、潘文清は再び顔を上げて自分の家の方を見た。

以前は潘文清も屋上に上がることになるとは思ってもいなかったし、まして自分の夫がちょうどベッドに横たわっているのを見ることになるとは。この角度とこの位置からは、潘文清自身も予想だにしていなかった。

お互いの距離は二十メート...