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388話

「おい李さん、待ちなさいよ」その時、李さんはすぐに王さんを呼び止め、手を振って座り続けるよう促した。「王さん、一服する時間くらいあるだろ?そんなに急いでどこへ行くんだ?まさか家に帰って、あの色っぽい弟の嫁さんとやろうってのか?さあ、兄貴と話でもしようぜ。まずはこの件をこれからどうすればいいか考えてくれよ」

王さんは思わず座り直すと、ぼやいた。「どうもこうもないだろ。これはお前の家の問題だ。お前が考えるべきことだよ。俺には今いい考えなんてないさ。まさか俺の大きいやつで、お前の代わりに満足させるわけにもいかんだろ」

王さんの言葉に李さんは目を丸くしたが、すぐに元に戻り、ため息をついた。「はぁ、...