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384話

「それにさっき同僚から電話があってね、修理の仕事があるんだけど彼一人じゃ手に負えないって。ちょっと手伝いに行かなきゃならなくて、何時に戻れるか分からないんだ」電話を切った後、王さんは魏琴に名残惜しそうに言った。

魏琴の顔に失望の色が浮かんだが、それでも理解を示すようにうなずいた。さっき同僚からの電話だったのは聞いていたからだ。

「うん、分かったわ。そのうち、あなたも気楽な当直のない仕事に変えたらどう?そうすればそんなに忙しくならなくて済むわ」魏琴がそう言うと、王さんは笑顔でうなずき、二人は別れた。

王さんは暗闇に紛れて魏琴の丸みを帯びたお尻をぎゅっと二回撫で、魏琴が「あん」と色っぽく息を...