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344話

「とはいえ」と言いつつも、王さんは魏琴の面子を大事にした。彼女の言葉に信憑性を持たせ、いい加減な嘘ではないことを証明するために、王さんは自分のモノを魏琴の奥深くから一寸一寸と引き抜いていった。

最後の太い先端部分が魏琴の熱い誘惑的な体から完全に離れた瞬間、恥ずかしい「ぽっ」という音が響き、魏琴は思わず「あっ」と声を漏らした。

魏琴の促しに、王さんは気恥ずかしさを感じながらもその穴の前に立った。この高さに設計されたものは実に絶妙で、ほとんど立ったままで大した力も使わずに、向こう側に差し込むことができる。さらに木の壁にかがみ込んでも、簡単に穴の位置に触れることができた。

王さんは躊躇いながら...