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171話

「前回の劉珊との誘惑があったからか、今回の王さんはやや乗り気な様子だった。しかし、どこか違和感を覚えて安心できない彼は、先に立ち上がってこう言った。

「じゃあ、一緒に見に行こうか。もしご主人がまだ起きてたら、挨拶だけして帰るよ。

もし寝てたら、ひとつやろうか。俺もちょっと発散したいんだ、ずっと我慢してきたからな」

王さんがそう言いながら、思わず唇の端をなめた。張媚は、王さんが立ち上がった時、その股間がより一層大きく誇張されているのを、長い間抑圧されていた人妻として見とれてしまった。

張媚も立ち上がったが、立ち上がった後に自分の体がさらに濡れてきたことを感じた。

張媚は少し緊張していた。彼女は夫...