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113話

老王はちょうどその時、自分のものを洗い終えて寝室に戻ってきたところだった。

立て続けに二度も絶頂を迎えた老王は、少し疲れを感じてはいたものの、力尽きて動けないというほどではなかった。それどころか、今夜は骨の髄まで快感を味わい、先ほどの光景をまだ余韻として楽しんでいた。

李強の妻である彼女が、あれほど大胆に、あれほど遠慮なく自分と一緒にそのような度合いの情事を楽しむなんて。しかも李強と劉珊の様子を見ていると、今の老王は劉珊を弄んで得られる待遇が、彼女の本当の夫でさえ味わえないものだと感じていた。

心の中は誇らしさと得意げな気持ちでいっぱいだった。同時に老王は考えていた。義理の弟の嫁である劉...