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103話

自分が犯されている部位を夫の劉に向けながら、劉珊は俯いたまま微かに震える声で囁いた。

「お兄さん、止めないで…私を犯して」

実は今しがたの二分間、王さんは劉珊の密着した熱い体に刺激されながらも、心ここにあらずで妄想の世界に浸っていた。手の届く範囲の女たちのことを次々と思い浮かべていたのだ。その間、目の前の劉珊にはほとんど注意を払わず、ただぼんやりと腰を動かし始めていた。

最初の数回、劉珊は歯を食いしばるだけだった。引き裂かれるような痛みと体が破裂しそうな感覚に耐えながら。しかしほどなく、その不快感は徐々に消えていった。言葉にできないような興奮が、この巨大なものによって急速かつ劇的に湧き上が...