そんなに誇らしげにしないで

95話

「穆司闻、待ってろよ。帰ったら犯しまくってやるからな」厳書意は画面の中で身体をくねらせながら「旦那様」と呼ぶ相手を見つめながら、手の動きを止めず、最後の一滴まで射精してようやく満足した。

脅されたはずの相手は怒るどころか、より一層明るく笑った。「厳書意、もう三十五歳でしょ？どうしてそんなに我慢できないの？」

男は鼻で笑い、反問した。「考えてみろよ、お前の妻がお前の前で色気を振りまいてたら、我慢できるわけないだろ？」

穆司闻はベッドに横たわったまま絶頂の余韻が引くのを待ちながら、丸々とした腹を指先で軽くなぞっていた。口を少し開き、目線は定まらず何かを考えているようだった。

「あなたの前で...