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89話

一番満足した後、孫晴晴はすでに義父に対する遠慮を失くしていた。しかし、老馬の上に横たわりながらも、まだ恥ずかしさで一杯で、まるで夢を見ているような感覚だった。けれど、満たされた空虚感が、彼女に義父とそんなことをしてしまった現実を思い出させていた。

「お嫁さん、大丈夫か?」胸の上で力なく横たわり、絶え間なく震えている嫁の様子を見て、老馬は心配そうに尋ねた。その手は興奮しながら嫁の豊満な体を優しく撫でていた。

孫晴晴は最初、老馬を責めるつもりだった。結局半ば拒み半ば受け入れる間に、この老人に抱かれてしまったのだから。でも体は本当に満足していて、小猫のように素直になり、指先で老馬の胸をそっと撫で...