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825話

夏の夜だったので、川辺で一晩を過ごしても特に問題はなかった。

二人はさらに一時間以上話し込んでから、抱き合って眠りについた。

いつの間にか眠りについていたが、趙青は何時頃かはわからないが、かすかに声が聞こえてきた。

最初は聞き間違いかと思ったが、その声がだんだん明らかになってくると、聞き間違いではないとわかった。

韋芸が自分を慰めているのかと思ったが、目を開けてみると、韋芸は三メートルほど離れた大きな岩の上で、見知らぬ男と盛り上がっているところだった。

その光景を目にして、趙青は恐ろしくなった。

韋芸が積極的に相手に応えているのを見て、趙青は彼女が自ら望んでいることだとわかった。

そういうこと...