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821話

「ほら、こっちに小道があるよ」と趙青は指さした。

「人に見られないか?」

「見られたらもっとスリリングじゃない?」

妻にこう言い返され、陸涛は言葉に詰まった。

小道を十メートルほど歩くと、趙青はタイトスカートを腰まで引き上げた。

パンストと下着を膝まで下ろしながら、趙青は「あなた、そのまま入って。もう十分濡れてるから」と言った。

「濡れてる?」

「路端であなたとするのを想像するだけで、それに大勢の人が見てるかもしれないと思うと、すごく興奮しちゃうの」

妻のこの言葉と欲求不満そうな様子に、陸涛の体は震えていた。

丸みを帯びた尻を揺らしながら、趙青は「あなた、欲しい」と言った。

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