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76話

普段なら馬さんは全然興味を持たないところだが、この微妙な時期に、若い頃の記憶がよみがえってきた。張麗麗の夫が彼に散々嫌がらせをしてきたことを思い出し、ふと彼女を抱いてやろうかという気持ちが湧いてきた。

「小山のお袋さん、小山のことの他に話すことはないのかい?」

この村の女はほんとに開放的なもので、二つ返事で靴を脱ぎ捨て、そのまま馬さんの布団に潜り込んだ。色っぽい声で言った。「小山の父さんは家にいないし、今夜は馬さんのお相手をしたいと思って」

張麗麗が布団に潜り込むのを見て、馬さんは驚いた。「おいおい、小山の母さん、何をするつもりだ?誰かに見られたらどうする?帰った方がいいぞ」

こんな直...