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75話

孫晴晴が話し終えると、老馬からの返事がない。顔を上げてみると、老馬の目が彼女の豊満な胸に釘付けになっていた。

夫からは冷たくされているのに、義父からはこうして見つめられる。孫晴晴は突然、女としての自信を取り戻したような気分になった。義父の視線に少し満足感を覚え、思わず口から出てしまった。「お義父さん、食べたいですか?」

その言葉は老馬に大きな誘惑をもたらしたようで、かつてないほど興奮した様子になった。

その後、孫晴晴は自分が思わず口にしたことの不適切さに気づいたのか、頬が赤くなり、義父の困惑した様子を見てくすくすと笑い出した。

「お義父さん、本当に食べたいんですね。もう話すのやめます、...