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675話

「男に体を使われたって構わないって言うのよ。どうせ洗えばきれいになるからって。彼女にとって体はただお金を稼ぐ道具でしかないの。私は本当に彼女を軽蔑してるわ」

「警察には通報しなかったの?」

「知り合いだったから、通報はしなかったわ」

「今後こういうことがあったら、やっぱり警察に通報した方がいいよ。彼らに痛い目を見せないと、また誰かを騙すことになるから」

「そうするわ」

「お前の両親が新しい仕事を応援してくれなくても、俺は応援してるよ」

「じゃあ、お礼を言わなきゃいけないのかしら?」

「いや、いいよ」顧西北は言った。「たまに俺のモデルになってくれるだけでいい」

「全然問題ないわ!...