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631話

薛熙熙は実は中止したいと思っていたが、張扬のその優しい声を聞いて、中止する考えを打ち消した。

そして薛熙熙の低い唸り声と共に、張扬は容易く彼女の中へ入っていった。

張扬は最初、きつさを予想していたが、思ったほどではなかった。

もちろん、劉紅梅や韋芸よりはきつかったが。

張扬は知らなかったが、薛熙熙がそれほどきつくないのは、濡れやすいことに加えて、おもちゃを頻繁に使っているからでもあった。

張扬は最初ゆっくりとしたペースで動き、薛熙熙が慣れてきたところで、徐々にスピードを上げていった。

スピードが増すにつれ、薛熙熙の声も次第に大きくなっていった。

そのとき、六番目の出場者である趙青はすでに舞台に...