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62話

「何を急いでるんだ、明日見せても遅くないだろう。今はまず大将の火を消してもらわなきゃな」そう言いながら、馬老は不埒な手を趙雪の体に這わせ始めた。

馬小山と李桂花の一件は確かに弱みを握れたが、長時間見ていたせいで馬老の体にも邪な火が溜まっていた。ちょうど趙雪が来てくれたからよかったものの、そうでなければ発散する場所もなかっただろう。

「あぁん、馬おじさん、もぅ…」趙雪は軽く手で押し返したが、すぐに思い直した。確かに今すぐ劉茵に見せる必要もないし、馬老とあんなことするのも数日ぶりだったから、実は欲しかったのだ。彼女は馬老の胸に身を預けた。

「馬おじさん、新しい下着買ったの、見たい?」趙雪はわ...