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589話

幾度の妄想を重ねるうちに、趙青の羞恥心はどんどん薄れ、自然と考え方も開放的になっていった。

他の男性の前で半ば露わになったり、完全に露出することが自分に異様な快感をもたらすことを知っているからこそ、彼女は叔父さんの視線を好むようになった。

趙青は自分の変化が周偉によるものだとは知らなかった。

彼女にとって、その変化は純粋に想像上の浮気が原因だと思っていた。

髪を乾かし終えた趙青はぼんやりとベッドの端に座っていた。

夫に連絡して今どこにいるのか聞くべきかどうか考えていた。

彼女は心の中で怖かった。夫が今、趙清美と親密になっているのではないかと。

趙清美は女性が好きだと言うものの、道中で夫を試す...