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586話

劉紅梅は女だから、女の敏感なところをよく知っている。だからさっき劉紅梅に弄られた時、韋芸は中毒になるような錯覚を覚えた。あの二重の快感は今まで味わったことのないものだった。

もちろん、張揚を得意がらせないために、韋芸はそれを認めるつもりなどなかった。

「嘘つくなよ。さっきのお前の体は正直だったじゃないか。前よりずっと濡れてたぞ」

「何を言ってるのか分からないわ」

「じゃあ、旦那に電話して、ゆっくり話し合ってみるか?」

「やめて!」

「じゃあ聞くけど、三人でするの好きだった?」

「そこまで追い詰めておいて、嫌いなんて言えるわけないでしょ」

「まったく、口では否定する奴隷だな」張揚は...