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520話

自分のために扉を開けてくれた趙青を見て、張揚はにこにこと笑いながら言った。「夜はタクシーを使う人が多くて、だから帰りが遅くなっちゃったよ」

「それで、今夜の戦果はどうだった?」

「全部で五件乗せたけど、プラットフォームへの手数料やガソリン代とか引くと、実はあまり儲からないんだ。まあ、暇つぶしにもなるし、数十元でも稼ぎになるからね。あ、そうだ、お前に何か買ってきたんだ。気に入るかな?」

叔父のその言葉を聞いて、趙青は少し期待を込めて叔父がポケットに手を入れる様子を見つめた。

彼女がキャミソールのナイトドレスを着ているのは、下着の上からというのもあって、張揚は大きな人参を挟めるほど深い彼女...