青い乙女

498話

「もちろん一番大事なのは、男性セラピストのところに来たことを他の人に知られたくないってこと。」

「もし知られたら、間違いなく私が下劣な女だと思われるわ。」

「実際、私が下劣かどうかも、もう自分でもわからなくなってきた。」

趙青がトイレに入ると、張揚はさっと後ろからドアを閉め、鍵をかけた。

フックに掛けられた服を見て、張揚は尋ねた。「これ全部お前のか？」

「うん。」

「あの男の前で脱いだのかと思ったよ。」

「そこまでするわけないわ。」

「でもお前は彼に前を触らせただろう。」

「マッサージの一部だと思ってたの。」

「彼は許可を求めなかったんだろう？」

「ええ。」

「そして彼が触れた時、お前は抵抗...