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468話

たまに妄想に浸ることは別に悪いことじゃない、実行に移さなければそれでいいのだから。

趙青にとって、自分の自制心はまだまだ大丈夫だと思っていた!

でも昨夜、叔父が現れていなかったら、彼女はおそらく夫を裏切っていただろう。

そう考えると、車の中に座っている趙青は少し憂鬱になってきた。

自分の自制心がたいしたことないと気づいたし、さらに浮気に対して実は憧れの気持ちを抱いていることにも気がついた。

こんな考えは本当に恐ろしい!

集華マンションに着き、趙青は周偉の住むマンションの棟へ向かって歩き始めた。

まだ到着する前に、彼女のスマホが鳴った。

楽菲菲からの着信だと見て、趙青は少し不思議に思った。

楽菲...