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440話

「あなたって本当に最低ね！」

「褒め言葉として受け取っておくよ」

そう言い放つと、張揚はすぐに電話を切った。

通話を終えた後も、穏やかな笑みを浮かべながら張揚は学内を歩き続けた。

華やかな装いの女子大生たちを見るたびに、張揚の心は少々浮き立ってしまう。

張揚の気分はまるでお祭り気分で上機嫌だったが、すでに会社の地下駐車場に車を停めていた韋芸はというと、怒りが収まらないでいた。

ここ二日ほど張揚から連絡がなかったことで、彼女の気分はかなり良くなっていた。

特に、寧金銭が新たに友人を紹介してくれて一軒の物件が売れたことで、彼女の気分はさらに上向いていた。

だがたった二日で、あの張揚という男がま...